深沢美潮トークショウ&FQ-TRPGセッション
|
|
JGC2004で深沢先生のトークショウとFQ-RPGのセッションが開催されました。
2004年8月27日〜8月29日開催
神奈川県横浜市
会場:横浜プリンスホテル
|
今年の夏もアナログゲームの祭典、JGC2004が開催されたぞ。昨年はフォーチュンのイベント自体が開催されず、レポートすることができなかった。今年はフォーチュンRPGが発売されることもあり、トークショウとFQ-RPGのセッションが開催された。
|
乗車券(Ticket to Ride)をプレイ |
フォーチュンのイベントは28日からだけど、前日夜から会場入りした深沢先生はさっそくボードゲームに参加。その日はフォーチュンチームみんなで夜遅くまでボードゲームで盛り上がっていた。 |
多くのファンが駆けつけてくれました |
深沢美潮トークショウ
28日の10時からのトークショウ。朝早くから多くの熱心なファンが駆けつけてくれた。
トークショウは、深沢先生、FQ-TRPGのメインデザインを担当されているはせがわみやび先生とイラストレータの美鈴秋先生がゲスト。 |
|
あいさつのあと、FQ-RPGの開発について、みやび先生の原稿がちょっと遅れているらしい事が判明、でも年末の発売にはきっと間に合わせるとのこと。
ちなみに、フォーチュンTRPGは最初の「コンパニオン」から数えて13年、原作は初めてフォーチュンの1巻が出てから16年が経っているそうだ。
さて今回の最新版の特徴は、
・箱を空けた瞬間から遊べるというコンセプト
・キャラをカードではなくダイスで表現
・ルール、ガイド、リプレイは全部書き下ろし
・シートなどのアイテムも付属
・もちろんお面も付属。(書き下ろし!)
とのこと、完成が楽しみだ。
そして、お面初公開。書き下ろしだよと告げられると会場からはおお〜という歓声が。ちなみに、今日のTRPGセッション参加者にはなんとサイン入りでプレゼントされることが明らかに。
続いて、開発エピソード。声優の台詞が入ったCDがつけたかったけど価格が上がってしまうとのことで断念したと編集さん談。でもBGMがあるといいよね、シナリオのシーンにあわせて音楽が流れると盛り上がると深沢先生。
ちなみに、FQ-TRPGはインターネットサイトキャラアニのほか電話でも買えるようになるとのこと。(購入方法については詳細が判明次第このHPでお知らせする予定だ)
また、フォーチュンRPGのサポートは「R&R」というちょっとマニアックなTRPG誌でサポートされるとのこと。
R&Rのホームページ
http://arclight.co.jp/r_r/
|
書き下ろしお面が披露される |
開発のエピソードを披露 |
質問コーナー |
質問コーナーでは、こんな質問が交わされた。
Q:リプレイでトラップはへそくりはどうやってためているの?
A:コツはキャラクターシートに小さい字で書くこと、分配は多めにもらうこと、取れそうなもの取ること。へそくりといっても実はみんな忘れているだけらしいです。
Q:エレキテルパンサーとかはどういうふうに考えたのですか?
A:インパクトのある登場シーンということで映像が浮かんできて、想像力だそうです。エレキテルパンサーに乗っているオーシのモデルは実在の保険屋さんだそうです。
Q:本編がだいぶ出ていませんが、続きは?
A:いろんな作品を二月に1冊のペースで書いているので、空いてしまっています。今はストーリーを熟成中です、楽しんでもらえるように考えているので楽しみに待っていてください。
Q:アニメの声優はだれが選んだの?
A:深沢先生ではなく、アニメ関係のスタッフの方が選びました。パステル役の中川亜紀子さんの声は本当にあっていたと思います。
ちなみに、ここで昔出ていたカセット文庫の脚本は「あかほりさとる」先生が書かれていたというエピソードを披露。
質問コーナー
最後に、ファンのみんなにお知らせがあり、
・FQ-RPGのシナリオの執筆陣が結構豪華になる予定。
・デュアンがまもなく電撃hpで連載開始。
・次の青の聖騎士の本が来年に出ます。
・秋に「IQ探偵ムー」というタイトルの、謎の転校生ものの小説が出ます。
そして次のフォーチュンの本編にふれて、“ある一つの区切りがくる”とのこと。これはいったいどういう事なのか、ファンにとってはちょっと気になる発言だ。 |
FQ-RPGセッション
午後からはシステムのお披露目をかねてのセッション。ゲームに収録予定のシナリオを利用して、全員が同じシナリオでのプレイ。卓によってはうまく事件が解決して早く終わってしまったところや、結局解決できず時間切れになってしまった卓など、同じシナリオでも卓ごとに様々なドラマが繰り広げられたようだ。
なお、参加者には、お面、ダイスがプレゼントされ、各卓で特に活躍したベストプレイヤーには特製ストラップなどの豪華賞品が別途プレゼントされていた。ちなみに某GMが「俺も欲しい……」とつぶやいていたのが印象的でした。(もらえなかったそうです)
こうして、大盛況のうちに、イベントは終了しました。JGC自体はこの後も続き、別のイベントに参加する人、フリープレーコーナーでゲームに参加する人など、夏のひとときをゲーム三昧で楽しんでいました。 |